虫歯治療 DECAY
虫歯を理解して、予防しましょう
虫歯のことをしっかり理解することで、適切な予防を行なうことができます。虫歯は、虫歯の原因菌が歯に付着した糖を分解して作り出した酸によって歯が溶かされる病気です。
虫歯の直接的な原因は、歯垢のなかの虫歯の原因菌です。しかし、実は細菌だけが原因なのでなく、「糖分」「患者さまのお口の状態(歯列や歯の型り、唾液の量など)」「糖分が歯に付着している時間」などの要因が影響し合うことで、虫歯は発生します。
当院では、ただ虫歯を治療するだけではなく、患者さまが虫歯にかかった原因を明らかにし、歯磨き指導や定期検診によるケアによって虫歯の原因を取り除くことで、虫歯の再発を予防します。
虫歯予防・定期検診について
当院では、新たな虫歯や治療した部分の再発を予防するために、3~6ヵ月ごとに検診とメンテナンスを受けることをおすすめしております。
毎日の歯磨きだけでは、虫歯の原因となるバイオフィルム(ネバネバとした細菌の塊)や歯石を取り除くことはできません。適切な歯磨きにプラスして、定期的にプロによるケアを受けることで、お口の健康を維持し、長く歯を使い続けることができます。
進行状況と治療法
虫歯は進行度によって「CO・C1・C2・C3・C4」の5段階に分けられます。
ごく初期であれば歯にダメージを与えずに治療できますが、一定以上になると歯を削ることになります。
ご自身の症状がどの段階に当てはまりそうか見てみましょう。
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CO(シーオー):経過観察の虫歯
- 症状
- 虫歯になりかけている状態で、歯がしみる、痛みなどの自覚症状はありません。歯の表面が白く濁ったように見えます。エナメル質まで虫歯が進行していない状態です。
- 治療
- この段階では歯を削らず、虫歯の原因となる歯垢を取り除き、フッ素入り歯磨き剤を使って毎回丁寧に歯磨きを行なうことで再石灰化を目指します。
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C1(シーワン):エナメル質の虫歯
- 症状
- 虫歯部分が茶色または黒っぽくなるなど、見た目の変化があります。また、エナメル質まで虫歯が進行していていますが、歯がしみる、痛みなどの自覚症状はありません。
- 治療
- 虫歯部分を削り取り、コンポジットレジンという白い樹脂を詰め、虫歯の進行を防ぎます。
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C2(シーツー):象牙質の虫歯
- 症状
- エナメル質の下にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たいものや甘いものを口に含んだとき、痛みを感じるようになります。
- 治療
- 虫歯部分を削って、レジンや金属、セラミックなどの詰め物で補い、進行しないように処置します。
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C3(シースリー):歯髄の虫歯
- 症状
- 歯の神経組織である歯髄まで虫歯が進行しています。歯髄が炎症を起こし、何もしていない状態でも激しい痛みがあります。
- 治療
- まず、歯の虫歯部分を削り取ります。そのあとに、歯髄が入っている根管という組織から、炎症を起こしている歯髄を取り除きます。再発しないように、根管内の洗浄、消毒をして防腐剤を充填します。削った部分には被せ物をセットします。
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C4(シーフォー):歯髄が壊死した虫歯
- 症状
- 歯のほとんどが溶けた状態です。歯髄は炎症によって壊死してしまっているので痛みはありません。痛みがないからと放置していると、歯の根っこに膿が溜まり激しい痛みを感じます。
- 治療
- 壊死した歯髄を取り除き、根管内をしっかりと洗浄、消毒していきます。治療後は歯根に土台を立てて被せ物をセットします。歯を残すことが難しい状態では、抜歯する必要があります。

